小学生に携帯電話は必要か?
先日の「こども作文教室」で行った、作文ダッシュ(「小学生に携帯電話は必要か」)を専門学校でもやってみた。プレゼンテーション技法の一つであるナンバーリングを作文に応用し、テーマに対する賛否をそれぞれの立場に立ってその理由を三つ挙げ、文章にまとめていくというものである。
不思議なことに小学生対象のときもそうであったが、専門学校生が対象であっても等分に分かれたのだ。しかも、賛成派・反対派ともに、その理由の一番に挙げているのが「犯罪の被害者にならないため」という点だ。これは実に興味深い。
仮にこれが「中学生に…」だったら、もうこの割合にはならないだろう。まして「高校生に…」では、誰も書く意欲を失うに違いない。
ただ、前述のテーマで男女の比率を見てみると、反対派は圧倒的に女子が多く、賛成派は男子で占められるという結果が出た。
もちろん、正式なアンケートでも何でもないわけだから、これによって携帯電話に対する若者意識を云々するわけにはいかない。ただ、この意見の分かれ方は案外的を射たものであるようにも感じるが、いかがなものだろう。
近いうちに、高校生でもこれを試してみたいと思っている。
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