言い訳の一枚
前から欲しいと思っていたが、なかなか手が出なかった。学生時代に小型映画を制作していたので、映像に関しては、この映画制作から入ったことになる。それなりに技法や理論も少しはかじったが、スチールカメラとなるとまったくの素人だ。
ただし、何でもそうだが素人が「その道」に入れ揚げてしまうと、始末におえなくなってしまう。
8㎜映画にのめり込んだときの苦い経験があるから、実はこのデジタル一眼については、自分の心を抑えに抑えていたのだった。
ところが、今回このブログを立ち上げたことによって「そのぅ、写真なんかも、ないとね…やっぱり、どうも寂しいや」
という理屈が、たちまちのうちに僕の頭の中を闊歩し始め、
「ちょっと、見るだけ」
が、
「ちょっと、触るだけ」
となって、気がつけば、店員の前でクレジットカードを差し出していた。
言い訳のつもりで、まずは一枚撮ってみる。
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コメント
こんばんは
8ミリカメラは昔家にありました。。
「わたしにも写せます♪」のシングルエイトでしたが。。
幸い青いお宝は発見できませんでした。w
その前は幻灯映写機でしょうか。。なぜフイルムを逆にいれるんだ。。と幼心に疑問をもったものでした。。後に中学の理科でその原理をならいましたけどね。
「ちょっと、見るだけ」が、「ちょっと、触るだけ」
これはみにつまされますね。。私も日本橋ちかくの某店で。。
20年以上前、初めて新車を買ったときの話です。。w
投稿: ウナヤンケ | 2013年1月18日 (金) 19時48分
実は私もシングル8派でした。
その方が、いろいろと編集テクニックが使えたからです。
もっとも、さまざまなテクニックが伝えたからといってその作品の質とは無関係ですがね。
そうそう、8㎜で映画と言えば、青いお宝の方もさることながら、『SUPER8/スーパーエイト』を思い出します。
実際、あんな感じで映画を撮っていましたなぁ。
投稿: りゅうはく堂店主 | 2013年1月19日 (土) 10時41分