へりくつ作文
大阪国際滝井高校の授業、本日は「へりくつ作文」。
・カップラーメンを食べる時、ふたを全部取り去って食べるか否か。
・カップに入ったヨーグルトを食べる時はどうか?
・「じゃがりこ」は?
…と、立て続けに問いを発して、まずは各人のこだわりの違いをお互いに確認させる。すると、おもしろいぐらいに、意見が分かれる。これをもとに、「カップ食品のふたに関する考察」と題して作文を書かせる。
どうでもいいことを大真面目に書くということは、論理性を養う意味で重要だ。しかも、書き手の人間性や教養の高さも知ることができる。東海林さだお氏の食べ物エッセイ「丸かじりシリーズ」は、その典型的な例である。
だから、「どうでもいいことを、真面目に書くのは意外と楽しい」「へりくつをこねると、すらすらと作文が書ける」という感想は、一面において創作活動の楽しさの真理をあらわしている。
ちなみに私の場合、カップ麺は必ずふたを一部付着させながら食べる。
なぜか?
それはまた、別の機会に…。
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コメント
りゅうさま
おもしろいですね「へりくつ作文」
私も書いてみようかなと思いました。
ところでふたは取らない派なのですね。ちょっと意外かもぉぉちなみに私は自宅では取る派、外では取らない派(ゴミの数を減らす意味で)でございます。
投稿: shoko | 2008年9月10日 (水) 07時13分
そうです。
ふたは、絶対に取らない派なんですね。
どちらかと言えば、ええかっこしいの僕がなぜそうするのか…? そこが意外なんだと思いますが、じつはええかっこしいだからこその理由があるのです。
゜.+:。(*´v`*)゜.+:。
ま、その理由は、あらためて…
投稿: りゅうはく堂店主 | 2008年9月10日 (水) 22時05分