「絵本リレー」
本日の大阪国際滝井高校の授業は「絵本リレー」
以前、このブログでも紹介した浜中清花さんと対談をしたときに、ふと思いついたのが、これである。
「作文リレー」は今までに何度かやってきたが、これはその絵本版と思っていただければいいだろう。
A3用紙にちょっと細工をして、8ページだての葉書ほどの大きさの冊子を作る。そして、人数分のピクチャーカードを、ちょうどカードゲームをするようにひいていく。
たとえばバナナの写真をひいたとしたら、それをキャラクターとして絵本の最初のページを書く。そして時間を区切って、さらに冊子がバトンとなり、次々と他の生徒の手によって続きのストーリーが書き込まれていく、という仕組みである。
1ページ目と8ページ目は表紙になるので、合計6ページの中身である。逆に言うと6ページで絵本を完結させなければならない。
ここが、ポイントだ。
つまり、各自が自分の受け持つページの役割(ドラマ構成上の)を認識しながらも、他人の考えたキャラクターに肉付けをしつつストーリーを進行させるという、より高度な連携プレーが要求されることになる。
そう、ここではいわゆる「仕事」と同じセンスが求められている。
最初は、1時間の授業で完成できると思っていたのだが、みんな書き出すとついつい熱が入りすぎてしまい、1ページ10分程度かかってしまった。
ということで、今日は半分の3ページで終了。
ただし、「来週が楽しみ」という感想が大半を占める。
作品の傾向については、次週報告。
| 固定リンク
「日記・コラム・つぶやき」カテゴリの記事
- 謹賀新年(2013.01.04)
- 迷う楽しみ(2012.02.17)
- 銀のカップとソーサー(2012.01.10)
- おとなのお年玉(2012.01.09)
- 荒野の大掃除(2011.12.31)
コメント