ノベルティ礼賛
ブログをやっていると、訪問者側のデータも蓄積される。
もちろん、個人を特定するものはないけれど、閲覧される時間帯や頻度、またどんな言葉で検索して訪問してきたのかがわかるようになっているのだ。
過去4か月のところで統計をとってみると、第1位が「サイコロトーク」。第2位は「リーガル」、第3位「ウイングチップ」となっている。
「サイコロトーク」は、作文関連である。まずは、ひと安心。
ところが、「リーガル」と「ウイングチップ」というのは、靴である。何でこうなるのかというと、昨年の11月5日に「リーガルのウイングチップ」というのを掲出したからである。お気に入りのウイングチップの靴を修理に出したら、ちょっとした靴が買えるほどの出費だったという話だ。
もっとも、この修理には満足している。もともとリーガルは好きであるし、第一その堅牢さと頑固なまでの不変のデザインが気に入っている。パーツを取り換えてでも履きとおしたい品だ。しかも、その修理には手作業で丁寧に行われていることが、素人目にもわかる。
少し話がそれるが、リーガルショップのキャンペーンのノベルティには、食指が動いてしまう。
もともと、おまけやサービス品には粗悪なものが多い。高級ブランドのそれであっても、写真では興味をそそられながら、店頭で現物を手にすると幻滅する場合が多い。
ところがリーガルは違う。たとえば、この手提げバッグ。
A4サイズの書類の束がたっぷり入る。しかも、中身を入れなくてもしっかりとこの形で直立する。
各部のステッチにも味があり、握りの部分にはしっかりとした剛性もある。
最大のお気に入りは、マグネットによる取り出し口のストッパーだ。このデザインは機能的で、なかなか洒落ている。
僕は、このバッグを自分の学校のパンフレット入れにしており、学校訪問にははずせない相棒となっている。
「どこで売ってたのですか?」
と、何人もの人にたずねられた。
そんな時、ちょっと自嘲気味に「いや、おまけなんですよ。リーガルの…ね」って言うのが、たまらなくうれしい。
検索ワードの上位に入るのが、わかる気がする。
そしてある意味、これも「いただき物」であるところが、皮肉だ。
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