今年の漢字
ひさしぶりに、大阪国際滝井高等学校での授業の一コマを披露してみましょうか。
毎年、この時期になると話題になるのが「今年の漢字」ですね。
私はそれに合わせて、毎年生徒にその結果予想をさせます。ただし、「世の中」編と、「プライベート」編に分けますがね。
つまり、前者は世間で言われているところの「今年の漢字」、後者は自分の一年を振り返ってイメージする漢字一文字ということになります。
「世の中」編で目立つのは「乱」。国としての指針の乱れや、社会面のニュースから芸能界にいたるまでを総括したという意見が多く見られました。
そのほかに印象に残るのは、「虐」「韓」「子(児)」「電」「迷」などです。
一方「プライベート」編は、「楽」の一字が躍ります。うらやましい限りですね。ただ「勉」「進」「験」「悩」「卒」などの高校三年生らしいものも見えます。いずれにしても、ストレートな意味を示す文字が多いようです。
私なら、「世の中」編は「崩」。
理由は、政治的な意味合いが中心となります。
そして、「プライベート」編は「通」としました。
もちろん、昨年開校した通信制高校の鹿島学園高校奈良キャンパスを指します。おかげさまで生徒数も右肩上がりに伸びてきており、今年はそのことに全力を注ぐことができたからです。
漢字一字で、一年を表すのは少し難しい印象を持ちますが、毎回提出してもらっている授業カードには、「漢字をあれこれひっぱり出し、そこにイメージをあてはめるという作業は、新鮮で楽しかった」という感想が、大半を占めました。
さて、あなたなら今年を振り返って、どんな漢字をイメージしますか?
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