「下手でもいいから…」を信じてはいけない
今日は私が委員を務める大東市立深野小学校の「学校協議会」がありました。
その会議の中で「全国学力・学習状況調査結果」のことが話題にのぼったのですが、その席上、私は「国語の基礎学力も大事だが、まずは字そのものを美しく書くという力をつけなくてはならない」という旨の発言をしました。
私の経験からすると、字が美しく、そしてノートをきれいとる生徒は、必ずといってよいほど学力が高いものです。近年は字のきたない生徒、ノートを乱雑に書き散らす生徒が圧倒的に多くなりました。
美とはバランスの妙だと思います。字にしても、ノートにしても全体のバランスをいかに整えることができるか。その力はそのまま対人関係のバランスのとりかたにつながっていくように思えてなりません
美しい文字を書く喜び、それが学習することの喜びにつながるのではないでしょうか。
「下手でもいいから、ていねいに書け」
というのは嘘っぱちです。
「下手でもいいから、ていねいに書くと、その結果としてきれいな字が書ける」
これが、本当のところでしょう。
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